
冬の群馬に欠かせない!心も体も温まる、郷土料理「おっきりこみ」
群馬県へようこそ!
四季折々の自然が美しい群馬ですが、冬になると食べたくなる、心温まるソウルフードがあります。
それが、群馬の郷土料理として愛され続けるおっきりこみです。
どこか懐かしい、群馬の家庭の味
おっきりこみは、平たくて幅広のうどんと、たっぷりの根菜やきのこを、醤油や味噌ベースの出汁で煮込んだ料理です。
古くから寒い冬を乗り切るための家庭料理として、群馬の食卓を支えてきました。農作業の合間に作れるよう、打ち粉を落とさずにそのまま煮込むのが特徴で、その打ち粉が汁にとろみをもたらし、体の中から温めてくれます。
具材の旨味が溶け込んだ奥深い味わい
具材には、にんじん、里芋、ごぼう、きのこなど、その時期にとれる旬の野菜をたっぷりと使います。野菜の旨味が溶け出した出汁は、何とも言えない奥深い味わい。柔らかく煮込まれた幅広の麺に、その旨味がしっかりと染み込み、一口食べれば体がじんわりと温まります。
なぜ「おっきりこみ」という名前なの?
「おっきりこみ」というユニークな名前は、生地を「切って」そのまま鍋に「入れる」という調理法が由来と言われています。
群馬に訪れた際は、ぜひ、この素朴で温かいおもてなしの味「おっきりこみ」を味わってみてください。寒い冬の旅を、心温まる思い出にしてくれるはずです。