カウンセリングとは何か?

ピアカウンセリングにしても臨床心理士の方のカウンセリングにしても一番大事になってくるのがカウンセリングを受けた後に気持ちが楽になったり気持ちがスッキリしたりする事が一番大事な要素になると思います。

私は自分自身で精神疾患を抱えるピアカウンセラーになりますので実を言うと自分自身がカウンセリングを受けたいと思う事も実際にはあります。

でも、自分の中で自問自答し少しでも気分が落ち着く方法を考えて実行して少しでも自分自身がリラックスし不安や悩みで精神状態が不安定な状況を1秒でも長く忘れると言いますか考えない時間を作るなどして精神状態をできる限り安定させる方法を試します。

それが、私たちNEED ROOMのカウンセリングスタイルにあるコーピングやストレスケアというホームケアの部分になります。

仮に、体調不良の状態でかかりつけの精神科や心療内科を緊急で診察して薬に変更などの対応策や電話で今ある薬を調整するなど医師から対応策が得られたとしても直ぐには解決しないのも実情です。

もちろん、医師からの助言や薬の見直しをしていただく事による安心感は得られるとは思いますので対応策として主治医に連絡するのも大切なことになるとも思います。

ただ、主治医に連絡したくても休診日などもありますのでタイミングによってはかかりつけのクリニックで対応して貰えない場合もあると思います。

その様な時は、ネガティブな思考に陥ってしまっていたり強い不安を感じている時などでクリニックも休診日であったり相談できる相手がいない場合などにホームケアを多用し体調が悪化している要素や強い不安を感じている要素に対してホームケアは非常に役に立ちます。

私自身も、ホームケアは取り入れていて私の場合はテレビが小さい頃から好きなので動画配信サービスとかを多用し映画やドラマを毎日のように夕食後に見ています。

そして、体調の悪い時などは1日中というと少し大袈裟ですけど身体を休めながら映画やドラマなどを中心にテレビを見ていたりします。

でも、このホームケアは私の真似をしてドラマを見れば良いのかと言えば違います。ホームケアというのは人それぞれ違いますので私たちのカウンセリングスタイルとしてホームケアをお互いに考える時間を設けています。そして、ホームケアは1つでも多くあるのが理想ですので継続でカウンセリングさせていただく時も前回のホームケアの効果なども踏まえて更に効果のある可能性がある新しいホームケアをしっかり作っていきます。ですので、5回カウンセリングを受けていただいた場合は最低でも5個のホームケアを習得出来る事になる訳です。

これこそ、精神疾患を抱えているピアカウンセラーというスタイルだから提案出来る大事な要素になると思いますし私自身も自分自身のマネージメントという意味で実際にやっているからこそ私自身もホームケアの大切さや重要性を感じられる訳です。

ホームケアという考え方を持つカウンセラーは存在する可能性はありますが実際に精神疾患を患って病状の悪化時にも有効な手段としてホームケアを自分自身で取り入れていますのでピアカウンセラーだからこそ言える部分だと思っています。

もちろん、根本的な解決になるのかというと根本的な解決にはなりません。

あくまでも、一時的にネガティブな感情を一時的に忘れたり不安な気持ちを落ち着かせたりする部分でありますが人間の感情というのは繊細であり複雑で私の場合ですがホームケアを行うことで翌日の体調が改善する時もあれば改善しない場合もあります。逆を言えば、改善する場合も少しあるとも言えます。

ただ、基本的にホームケアは辛い気持ちを一時的でも忘れる時間を作り少しでもリラックスする事に重点をおいているのがホームケアの大事な要素です。

体調の良い時でも1日の疲れやストレスをリセットしたりする要素になるのもホームケアの大事な部分にもなります。