トランプ大統領の関税政策は失敗します

アメリカのトランプ大統領が大幅な関税の見直し政策を推し進めていますが間違えなくあまりか経済にとって良い政策ではなくアメリカ経済を危機に陥れる可能性もある政策だと思います。

昨今、アメリカもインフレ化していますし日本経済もインフレ状況なので日本政府の交渉材料として一定の安全性が担保されている畜産物や食品の原材料になる材料のような物やアメリカに多く存在する資源に投資をしてリチウムなどを安く輸入するなど日本政府としてアメリカから輸入する際の関税を引き下げレバ交渉材料にもなりますしアメリカの自動車の関税に関しても引き下げれば良いと思います。

これは日本として多くの資源を中国に頼っていますが中国からアメリカにシフトするチャンスでもありリチウムに関して言えば中国に埋蔵されているリチウムの8割近くが既に使用されていてリチウム資源の枯渇を迎えつつあるとも言われていますのでアメリカに切り替えるのも国の判断として悪くない政策だとも思います。

もちろん、民間企業が中国から輸入するかアメリカから輸入するかは別としても中国から輸入する関税よりもアメリカから輸入する関税を引き下げる事も日本ファーストでありトランプ大統領の意向に添えるとも思います。

アメリカのG Mやフォードを主体とするアメリカの自動車の関税も引き下げても良いと思います。欧州車より関税を下げても結果的にアメリカの自動車で売れるのはテスラぐらいだと思います。

トランプ大統領がご存知かは分かりませんがテスラ社が製造する電気自動車が一番売れている国はアメリカではなく日本でありテスラ社として日本の関税が引き下げられる事は喜ばしい事だと思います。

テスラ社はE Vが世界中で売れなくなっている影響もあり経営的に厳しくなっている実態があり一番大きなマーケットである日本で売りやすくなればトランプ大統領と繋がりの強いイーロン・マスクとしては喜ばしい結果になると思います。

トランプ大統領というのはリールを重んじる人で高い関税政策を打ち出してアメリカにとって最善の政策を引き出したいだけで「関税政策の見直しをお願いする」としている日本政府の考え方では相手にされませんし車の上にボーリングの球をぶつけるテストをしていると言われてしまうだけで日本にとって不利になっていることに気がつく必要があると思います。

更に、トランプ関税の問題はアメリカ国内にとってもマイナスなことの方が多く食料品に関しても工業業界にとっても海外から輸入する必要があるものは絶対にあるのでアメリカ経済は極度のインフレに陥ると考えられアメリカの国民生活に大きな打撃を与える問題になると思います。

そして、日本とアメリカの安全保障の枠組みも問題だとは思います。

確かに、日本は多額の資金をアメリカに支払ってはいますが有事の際に日本人はアメリカ兵が戦死していくのを遠目で眺めていて良いのか?という問題もあります。

そのような意味で、自衛隊の在り方の問題や自衛するための軍事兵器などを日本に交流してほしいという要素もあると思います。

有事の際に敵対する相手国に行くのはアメリカ軍であっても自国の自衛は自衛隊が存在する訳で自衛隊のあり方も今後議論するべき内容だと思います。