脳には裏と表があります

前回のブログで、ヒーリングミュージックの多くはパソコンなどで作られているデジタル音源からなるサウンドであって線で示すと一本の線の様な形であるという話と人が演奏してする音楽や歌っている音楽を線として表すと波打ち線になるという感じの内容を記載させていただきました。

この話の中の続きの様な形ですが、脳が求めている癒しという意味では波打ち線になる人間が歌や演奏をする音楽の形が脳にとっては癒しの効果があります。

逆にデジタル音源で作られたヒーリングミュージックなどの音楽は脳にとってはストレスになります。

でも、YouTubeなどヒーリングビュージックで癒しの効果を感じている人も多くいるとは思います。

これこそが脳の表と裏なのです。

そして、このデジタル音源で作られているヒーリングミュージックを脳の面でも裏でも癒しの効果に繋げる方法があり人が聞き取れないような音量で楽器の演奏や歌というかハミングのような形で加えると一気に脳はストレスという受け止めから癒しという受け止めに変わります。

でも、この演奏やハミングが人間の耳で聞き取れる場合は誰でもわかると思いますが人間が聞き取れない非常に小さい音量で隠れていても同じ効果が得られる訳です。

これも脳の裏と表になる訳です。

人間は全ての面において人それぞれの違いはもちろんありますが基本的に100%の認識能力が実力は出せません、最高でも90%以下の能力しか出せない様に脳が制御しています。

しかし、脳の認識能力というのは120%という人もいれば200%近くの認識能力があるという脳科学者もいます。どちらにしても、私たちが感じられる要素以上の能力が脳には備わっている事が実証されています。

なので、人間の耳で聞こえないレベルの音でも脳はしっかりと聞き取っている訳であり脳の働きとしては「人の声が入っている」と、認識できるので小さな音でも癒しの効果は得られている訳です。

もう、70年とか80年前になりますがアメリカの脳科学者が全米で公開される映画を10地区に人間には識別出来ない短い広告を入れる実験を行いました。広告なしの地域からハンバーガーの広告を入れた地域、コーラの広告を入れた地域、ポテトの広告を入れた地域など地域ごとに食べ物の違う広告をいれた実験をしました。その結果、広告を入れた地域で示した食べ物の消費量が広告なしの地域と比べ5倍から10倍に増えたそうです。

脳の仕組み的な部分に関して言えば今でも解明されていない要素は非常に多い訳ですが少なからず言えることとしては人間が認識できている事だけではなく人間には識別出来ない要素に関しても脳はしっかりと識別しているという事は確実です。

この様な、脳の裏と表という部分の話をしているかといえば精神疾患というのも脳の神経伝達部質の異常からなる病気であって脳の内科的な疾患とも言える訳です。

実は、精神疾患の仕組みも全てが解明されている訳ではなく判明されていない部分も多くあるのも事実ではあります。

そして、精神疾患に陥る原因というのも完全に解明されている訳ではなくストレスの影響や疲労などで脳の伝達部質の異常が起こるという考えも臨床的な意味合いでは言われていますが科学的な要素で判明しているかといえば判明していない分野でもあります。

ただ、人間にとってストレスを抱えることで身体の異常が発生しやすくなるという部分に関しては科学的に証明されています。

人間がストレスを識別できる状況になるという事は脳が抱えるストレスは更に大きい訳ですので精神疾患と強い結びつきがあるという要素は確実に言えると個人的には考えてます。